年金とパート収入で生活。主にお金の話題。時々どうでもいい戯言を吐きます。よろしくお願いします
年金支給年齢引き上げ70歳に 最新週刊ポスト10/26号から 

ご機嫌いかがですか?

今回は、週刊ポスト最新10月26日号から、年金に関係する記事の拾い読みから

タイトルは

年金「70歳支給」時代で大損する人 そうでもない人

週刊ポストと週刊女性セブンともに、出版社が「小学館」。

先日の週刊女性セブンの話と、一部重複する部分があったりしましたが・・・

冒頭に、

標準的なサラリーマン(一人分の年金月額約16万円)の場合
支給開始年齢が1年引き上げられるごとに、年金受給額がざっと200万円づつ減り
70歳支給となれば1000万円もの年金カットになるという話

 

年金改革により

「妻の年金」も標的になるという。

厚労省がパート主婦層からさらに保険料を取り立てるために、
厚生年金に強制的に加入要件を

現 在 月収8万8000円(年間106万円)
改正後 月収6万8000円(年間 82万円)

に、引き下げる方針

この改正後の金額は、
法定最低賃金(全国平均874円)で、月に80時間以上働けばこの基準を超えてしまう。

サラリーマンの妻の「年金保険料免除」の特典をなくそうとしているという。

 

そして

損をする人の話として

〇再雇用「フルタイム」で働く人が損をする
年金カット+社会保険料増の二重苦

この話題は、以前の取り上げた話と同じ内容

 

〇大卒のサラリーマンが損をする
長期加入者特例が使えない

中卒や高卒は「長期加入者特例」に浴することができるが、大卒は該当しないという話

「長期加入者特例」とは男性の場合
厚生年金に44ねん(528か月)以上加入した人が対象
「部分年金」に加えて本来は65歳まで支給されない基礎年金部分も特例として65歳前後にもらえ、
得する年金が月額6万円程度増額されるという。

 

〇パートで働く妻は損をする
「保険料増額の壁」はどんどん低くなる

「150万円の壁」
妻の年収が150万円を超えると、夫の控除が段階的に縮小される。
ほかにも、「106万円の壁」「130万円の壁」がある。

政府は、「82万円の壁」を作ろうとしているという話

 

〇専業主婦の姉さん女房は損をする
「振替加算」で対応する

年上の妻は、年下の妻だともらえる「加給年金」がもらえないという話
年上の妻は、65歳になったら「振替加算」がもらえるのでいただきましょうという話。

 

〇会社員経験のある年下妻は損をする

会社員経験でも、年齢により今までもらえていた年金がもらえずに損をするとい う話 年間約23万円の支給で支給期間に差ができている。
1958年生まれの会社員経験のある妻の部分年金額 61~65歳まで 約92万円
1965年生まれの会社員経験のある妻の部分年金額 64歳のみ   約23万円

約70万円の差がついてしまっている。という話

 

〇定年後に病気が発覚で損をする
「障害年金」がもらえない。

定年前に厚生年金に加入している人が、
病気や怪我で障害を負えば65歳の年金受給開始前でも障害厚生年金と傷害基礎年金を受け取ることができる。
しかし、
退職後に病気が発見されても、障害厚生年金はもらえない。

サラリーマン時代に疾病が発見されていれば、月額約12万円の障害者年金を受け取ることができたが、
定年退職で厚生年金を脱会して国民年金に移行していたために、
支給額は、障害基礎年金だけの約6万6000円のみになったという話。

 

〇自営業の親と同居している人は損をする
親を扶養に入れて防衛

この話は、自営業者は、サラリーマンに比べて受け取る公的年金が国民年金だけということで
老後の生活が厳しいので、その対策として扶養親族にするというもの。

 

得をする人として

〇再雇用で給料が大きく下がる人は得をする
「再就職+年金+高年齢雇用継続給付」で大逆転

60歳定年の後、
・かつての部下が上司になる
・かつての部下もよそよそしく感じる
・窓際扱いされている
などなど

再雇用で会社に残ることに抵抗を感じる人は多い。
しかも、継続雇用での賃金が定年時の5~7割未満が半数近い傾向にある。

それでも、頑張って働いている人の味方になる制度があるという。
「高年齢雇用継続基本給付金」
60歳以降の給料が定年時の75%未満に下がった場合、再就職した際の給料の額の最大15%が上乗せボーナスとして支給されるという制度
60歳になった月から、65歳になった月までの5年間受け取れる。
在職老齢年金は「給料+年金」の合計額が65歳未満は28万円。それを超えると、超過分の半額が年金支給額から減額される。

この範囲内であれば、
「再就職+年金+高年齢雇用継続給付」で得するという話

 

〇専業主婦で年下妻
国から「家族手当」がもらえる。

「加給年金」の話

 

〇自宅が持ち家の人
年金「繰り下げ受給」の選択が容易に

ローンを抱えていないので、夫婦のどちらかでも繰り下げ受給をすれば
70代以降の年金受給額を額面で最大42%増やせるという話

 

年金に関して、様々な自己防衛手段を紹介してくれています。

〇大卒のサラリーマンが損をする
長期加入者特例が使えない

この話題は、なんか良く納得出来かねる話でした。

一生涯の収入の総計を考えた際には・・・・・なんとも・・・って思ってしまった次第です。

 

最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
大阪なおみさんの笑顔とお茶目な日本語に参ってしまった
大谷 直人でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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