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毎月分配型の投資信託についての落とし穴

毎月分配型の投資信託についての落とし穴

ご機嫌いかがですか? 大谷直人です。

退職金の運用についての話題です。

退職金をどのように、運用するのがベストなんでしょう?
退職金運用の一つとして

「毎月分配型の投資信託」

があります。

このことについて
いろいろ自習をしてみました。
(参考図書 「定年後 年金前」岩崎日出俊 祥伝社 ほか)

 

「毎月分配型の投資信託」は本当に得をするか?

1 投資信託は、本当に大丈夫か?
2 投資信託の毎月分配型は、得なのか?

1 投資信託は、本当に大丈夫か?

投資信託で利益を上げるための条件

海外の金利が非常に高く、それに加えて、円安であること
以上の二つの条件がそろうと
海外の先進国の債券で運用益を出せる。

しかし、

海外の金利は、
リーマンショック以来大幅に下がってしまい
日本との金利差は、急速に縮まってしまった。

加えて、

為替の「円高」になってしまった。

そのために、

海外での運用収益を円に戻す際に、少ない円にしか交換できなくなった

この結果

海外債券で運用する投資信託の基準価値は激しい値崩れを起こしている

例として、
「グローバル・ソブリン」略してグロソブなる投資信託が参考にした書籍にのってました。
「グロソブ」を紹介しているデータが2010年までのもので、
古いデータですが、その話の内容は・・・

その当時は、毎月分配型の投資信託として絶大な人気を呼んでいたようです。
12年以上の国内の投資信託残高首位を走り続け、
リーマンショック前には約5兆8000億円まで資産残高が増えた商品だそうです。
しかし、一時5兆円以上も集めた基準価格は、
当初1万円のものが5300円前後になっていたそうです。

100万円を投資して購入した投資信託が基準価格の5300円になっていたら、
その時点で解約すると53万円しか戻ってこないと言うことを意味します。
加えて、解約時に手数料まで取られます。

古いデータを元にしていたので、
最近はどうなのかな?と思って「グロソブ」について調べてみたら・・・

昨年2017年の時点では、資産残高がなんと1兆円を切っており、
最高約5兆8000億円まで達していた資産残高が、
古いデータと同じような無残な状態になっていました。

投資の素人の私には、なんか怖い話でした。

 

2 投資信託の毎月分配型は、得なのか?

3つの損をするという事もあるようです。

○買った途端に販売手数料の分だけ損をする。

○毎月の分配分に税金がかかる

信託報酬の分だけ損をする。

以上の3つの損を帳消しにするには・・・

損した金額を上回るだけの運用利益の恩恵を受けらること。
実際は、預けた人のほとんどが損をしているということでした。

着実に、預金をした方がいいような気持ちになった次第です。

以上の内容ですが、
なにせ、ぼーっと生きている直人が自習して分かったことを
記録したことなので、間違っていたらごめんなさい。

お気づきの方は、
ご教示いただけますと幸いです。

 

お金に素人の自分の退職金の運用方法については、以下のようにしました。

自分の退職金の運用は(いろいろ異論があるかもしれませんが・・・)
1 借金0生活をするために、住宅ローンの残債を精算した。
(住宅控除などの、関係で返済しないでローンを継続した方が良いという
考え方もあるようですが・・・
気持ち的に、「借金ゼロ」の気楽さはいいですね。)

2 ローンの残債を整理してしまったので、大した金額ではないのですが貯金をした。

3 余裕資金(といっても少額です)の範囲内で株式投資をする。
(素人の遊び心ですることなので、マイナスになっています。長ーい眼で・・・・)

こんな感じです。

繰り上げ受給をした年金のありがたさを感じながら
ボーッと楽しく生きてます。

最後までおつきあいいただきましてありがとうございました。
大阪なおみさんの笑顔とお茶目な日本語に参ってしまった大谷 直人でした。

 

 

 

 

 

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