年金とパート収入で生活。主にお金の話題。時々どうでもいい戯言を吐きます。よろしくお願いします

年金に関して拾い読み 今週の週刊ポスト 週刊現代から その4

年金に関して拾い読み 今週の週刊ポスト 週刊現代から その4

ご機嫌いかがですか? 宵待雲です。

前回の「週刊ポスト」の続きです。

改悪時代に対抗する
最新版「年金防衛白書」

1 働きながら年金を受給する「損得ボーダーライン」
2 年金から1円も払わない「211万円の壁」の賢い守り方
3 政府の甘言に乗って「75歳繰り下げ」すると年金が倍増しても全然報われない
4 妻の「時間差」「二刀流」受給で年金を最大化できる

今回は

2 年金から1円も払わない「211万円の壁」の賢い守り方

この内容は、以前
「年金生活「211万円の壁」を知ってますか?」でふれました。

こちらからどうぞ
https://furu.xsrv.jp/hitori/2018/09/07/post-110/

3 政府の甘言に乗って「75歳繰り下げ」すると
年金が倍増しても全然報われない

この内容の以前
「年金「繰り下げ支給」に落とし穴が・・・」でふれました。
こちらからどうぞ

年金「繰り下げ支給」に落とし穴が・・・

 

4 妻の「時間差」「二刀流」受給で年金を最大化できる

「妻の年金」で年金の支給を増やす方法
3つのパターンで紹介しています。

1 年上の妻のケース
2 年下の妻のケース
3 無職の妻のケース

1 年上の妻のケース
妻が65歳に達した際、夫が現役または再雇用などの準現役と想定し、
妻の年金を「繰り下げ受給」を選択するのだという。

妻が夫より3歳年上で、3年繰り下げて
夫65歳、妻68歳で夫婦そろって年金を受給すれば、
妻の年金額は、24.6%も割り増しされる。

2 年下の妻のケース
妻が年下の場合は、逆パターンで、夫が繰り下げ支給を選ぶ。
その際の条件として
共稼ぎ あるいは 妻がパートで働いている

この条件もと、夫は65歳になっても年金を受給せず
妻の稼ぎを生活費の足しにする。

夫が妻より2歳年上で、2年繰り下げて
夫が67歳、妻が65歳で夫婦そろって年金を受給すれば、
夫の年金額は、16.8%が割り増しされる。

妻のパート収入だけでは、生活費が足りない場合には、
夫の年金受給を、まず厚生年金だけを65歳から受給して
基礎年金を繰り下げることもできるという。

以上の1、2それぞれに共通するセオリーがあるようです。
繰り下げ期間は「夫婦の年齢差」に合わせる。

3 無職の妻のケース

年金制度には「配偶者加給年金」という年下妻を持つ夫だけの特典がある。

加給年金は年金の「扶養家族手当」にあたるもの。
年上の夫が、妻が65歳になるまで夫の年金受給額に年間約40万円加算される。

年齢差が大きくなればなるほど、加算期間も長くなる。
13歳年下の妻ならば13年間の総額が517万円にもなる。

妻がもし働いていても、
世帯年収が 850万円未満であれば給付を受けられる。

加給年金を受給できる条件として
夫の厚生年金加入期間20年以上
妻の厚生年金加入20年未満

注意する点として
繰り下げ受給をしていると、受給停止期間は加給年金がもらえない。
基礎年金部分の繰り下げのみにすると、加給年金はいただける。

 

私の場合は、妻が4歳年下です。
現行の制度では4年間「加給年金」をいただける予定です。

今後の制度の改正(改悪)で
見通しが狂わないことを願うばかりです。

最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
大阪なおみの笑顔とおちゃめな日本語にやられている宵待雲でした。

 

 

 

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