ご機嫌いかがですか?
つい先日、近所のスーパーマーケットの駐車場で、
駐車していた軽自動車に、乗用車が猛スピードで追突。
追突された軽自動車は、2メートル程下の市道に車の底の部分を上にして横転。
追突した車は、鼻先を地面につけてほとんど垂直に切り立っている状態。
運転していた人は89歳の方。
高齢者の方のトラブルの原因の御多分に漏れずに、
ブレーキとアクセルを踏み間違えた・・・とか。
軽自動車に、誰も乗っていなかったのが幸いでした。
自分はまだ60代ですが、時間はあっという間です。
気を付けたいと思いました。
さて、
私は定期的に、さまざまな週刊誌に目を通して
お金のことを中心に自習しています。
これまで、週刊現代、週刊ポストなどで取り上げられた年金に関する話をまとめてきました。
その中でも、
年金「211万円の壁」って 知ってました?(2018.09.07)
当サイトでは、アクセスがトップのページです。
今回は、本日発売された週刊女性セブンの記事を読んでの話です。
見出しは
「女の年金これだけ増やす! 7つの「裏」ワザ」
その7つの「裏」ワザをざっくりとまとめると
1 妻の「年金の空白期間」のこと
2 世代によるもらえたり、もらえなかったりする年金の紹介
3 妻がパートで働くことによって、厚生年金に加入して年金額を増やす話
4 60歳を過ぎても「国民年金の任意加入」により年金を増やす話
5 付加年金を納めることによって、年金を将来的に有利にする話
6 妻が年下の場合の「加給年金」の話
7 年上妻の場合の「振替加算」の話
以上でした。
タイトルが「裏」ワザと謳っていたので、
例の「211万円の壁」のようなわくわくする話を期待しました。
さすがに「211万円の壁」を超すインパクトまでには、至りませんでした。
ですが、ぼーっと生きている自分には、とてもためになる話でした。
記事では裏ワザの話の前に、年金制度の沿革について軽く解説していました。
1942年 年金制度開始(55歳受給開始)
↓戦後のインフレで年金財政が悪化した
1986年 年金支給開始年齢男女とも60歳に引き上げ
↓官僚の放漫な管理・運用で財政がさらに悪化
1999年 年金支給開始年齢男女とも65歳に引き上げ
↓
2019年?年金支給開始年齢男女とも68歳に引き上げ
↓
20xx年 年金支給開始年齢男女とも70歳に引き上げ
支給年齢が引き上げられるた際の、生涯年金額データ
について想定データが載っていました。
女性の平均寿命の88歳まで生きたと想定したデータです。
夫と妻が国民年金の場合
65歳受給開始 3405.3万円
68歳受給開始 2961.2万円(-444.1万円 65歳受給との差額)
70歳受給開始 2665.0万円(-740.3万円 65歳受給との差額)夫が会社員で妻が専業主婦の場合(平均月収 35万円として)
65歳受給開始 5424.3万円
68歳受給開始 4716.8万円(-707.5万円 65歳受給との差額)
70歳受給開始 4245.1万円(-1179.2万円 65歳受給との差額)
ショックなデータです。
悲しくなちゃいますね。
このような流れにそなえて、
年金を増やす「裏」ワザを紹介しています。
忘れないように、それぞれについて、
もう少し詳しくみてみることにします。
1 妻の「年金の空白期間」のこと
女性は一生で。就職、結婚、出産、退職、復職、再就職、パート職などさまざまな経験をします。
その都度、適用される年金制度がかわっているかもしれない。
「厚生年金」「国民年金」「第3号」を行ったり来たりする女性がいる。
本人の申請の忘れにより年金のもらい忘れが多いので該当する女性は気を付けましょうというもの。
よく忘れてしまうケース
その1 夫が会社を退職した際には、妻は「第3号」から国民年金に入りなおすことになるが 妻が申請を忘れてしまった。
その2 離婚したのに国民年金への移行を忘れた。
その3 会社員と再婚したのに第3号の申請を忘れた。
私の場合は
私が退職した翌月に、妻が市役所に言って3号から国民年金に入りなおしました。
これは、抜かりが無かったです。
2 世代によるもらえたり、もらえなかったりする年金の紹介
今回の記事で、私が一番参考になった内容でした。
それは、
「一部の世代だけ60~65歳で受け取れる特別支給」の制度があることでした。
この「得する年金」
52歳以上の女性なら、受け取れるというもの。
残念ながら現在51歳以下の世代は、この得する年金は受け取れないそう。
たとえば
52歳の女性なら64歳から
56歳の女性なら62歳から受け取れるそうです。
厚生年金受給開始年齢と65歳までもらえる「得する年金」額
今年4月1日時点での年齢・受給開始・65歳までもらえる「得する年金」
以上の順番で数字が並んでます。60歳以上 60歳 600万円
59・58歳 61歳 480万円
57・56歳 62歳 360万円
55・54歳 63歳 240万円
53・52歳 64歳 120万円
51歳以下 65歳 0 円
ただし、条件があって
過去に1年以上、厚生年金に加入していること。
自分で申請しないと受け取れないので、
条件に該当する女性は申請をしてみてはいかがでしょうか。
個人的にこの記事を読んでいて、素朴な疑問がわいてきました。
後ほどの記事でも「加給年金」の話が出てきているのですが、
この「得する年金」を申請して受給することになったら、
現在58歳の自分の妻の
「年下の妻の場合の加給年金との関係」が、分かりません。
今後、自習したいと思います
ぼーっとしてきたので、今回はこの辺でやめときます。
続きは、後日にします。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
大阪なおみの笑顔とおちゃめな日本語にやられている大谷直人でした。