あなたの「デジタル遺品」は大丈夫ですか?
ようこそ デジタル終活サイトへ
私は、みちのくに住む温泉大好きな「湯目吉」というデジタルおやじです。
還暦を過ぎて、インターネットやパソコンのデジタル遺品について、
自分がこの世から消滅しても、遺族に迷惑をかけないこと
ということが気になり始めたんです。
墓場まで持って行きたい秘密を少しだけ?抱えています。
皆さんも、同じような秘密の一つや二つぐらいはおありなのでは??
もし、不慮の事故で・・・・・
なんて考えたら、今から直ぐにでも準備をしておいた方がいいような・・・
「デジタル遺品」にまつわる負の遺産
「デジタル遺品」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ここで「デジタル遺品」が引き起こした二つの例をご紹介します。
その1 夫の生前の秘密を知ってしまった妻は・・・・
夫の死後、妻が夫のパソコンを整理していたら写真のフォルダを見つけた。
夫婦仲良く海外や温泉を旅行した写真に交じって、「秘密」のフォルダを見つけた。
そのフォルダには、妻以外の女性との親密な写真がたくさん残されていた。
妻は、全く知らなかった事実を突きつけられショックを受け故人への想いがさめてしまった。
その2 個人情報が駄々洩れの危険と突然の多額請求被害
夫の死後に、機械に全く詳しくない遺族が中古のパソコンとして業者にデータの消去もしないで廃棄したり売却した。
そのパソコンの中には、
住所録など友人や知人の連絡先
パスワードなどの個人情報
プライベートな写真など
以上のデジタルデータがインターネット上に漏れてしまうかもしれません。
ネット銀行や有料サイトなどのIDやパスワードなどが盗まれると多額の損害を受ける危険性があります。
過去には、神奈川県でデータ流出事件が起きています。犯人は単独で犯行に及び個人で一千万円ほど稼いでいたそうです。
インターネット上に流出した個人データや写真は、管理や消去ができずに永遠にインターネット上に公開され続けることになります。
「デジタル遺品」で精神的、金銭的負担が・・
「デジタル終活」をしないまま亡くなってしまうと以下のような不利益が生じてしまいます。
遺族の二つの負担
精神的負担
友人関係、本人しか知らない過去の人間関係
金銭的負担
IDやパスワード(PW)が不明で、以下のようなサイトに対応できない
有料サイト
ネット銀行
ネット証券
その他、金銭が絡んでくるWEB上のサイト、企業
専門業者にデジタル遺品整理を依頼した際の金銭的負担の例
困った遺族が専門の業者に後始末を依頼するとこんなに負担が かかってきます。
デジタル遺品整理プラン料金表(例)
1 Windowsログインパスワード解除 21,000円
2 PC内に保存されている写真データーの移行(SDカード) 8,000円
3 PC内に保存されている動画データーの移行(SDカード) 12,000円
4 PC内にあるアドレス帳の移行(SDカード、CD-ROM) 6,000円
5 インターネット上で利用しているID、パス一覧(SDカード) 15,000円
1~5の基本パック 53,000円
パソコン
パソコン強制初期化 21,000円
パソコン廃棄 8,000円
携帯電話・スマートフォン
携帯電話、スマートフォンのパスワード解除 20,000円
iPhone、iPadの初期化 10,000円
などなど
以上のような多額な出費が発生してしまいます。
デジタル終活のポイント
自分のため 遺族のためのデジタル遺品整理
具体的に、デジタル終活のポイントとして、デジタル遺品を始末する上で
1 自分が利用するパソコンやスマホのデータをどうするか?
2 自分が利用するインターネットの情報やサイト登録などをどうするか?
3 遺族の対応方法と留意点
以上について、次の5項目でまとめてみました。
それぞれの見出しをクリックすると関連ページに移動できます。
1「デジタル遺品」
デジタル遺品について、種類や内容を解説しています。
2「生前準備」
・自分自身のデジタルデータの扱い方法
・遺族に残すべきデジタルデータの扱い方法
自分のプライバシーを守る方法について解説しています。
3「遺族マニュアル」
遺族の方が困らないようにする方法について解説しています。
4「オンライン終活」
インターネットを利用した終活についてまとめてみました。
5「便利ツール」
デジタル終活を進めるうえで便利なアプリなどを紹介しています。
おまけ「チェックシート」
自分自身のデジタル遺品整理と遺族の方の遺品整理について大切な内容をチェックシートとして一覧できるようにしてあります。
あなたのお役に立てれば幸いです。
補足説明です
デジタル終活とは
日本デジタル終活協会の定義を見てみます。
デジタル終活とは
「デジタル終活」に対する一般的な定義は、「終活」という言葉と同様存在しません。
そこで、当協会では「パソコン・スマホ等の電子機器内のデータ及びインターネット上にあるデータ(あわせて、「デジタル遺品」とします)に対する死後の取り扱いについて考える活動」と定義致します。
つまり、「デジタル遺品に対する死後の取り扱いについて考える活動」が「デジタル終活」と考えてください。
デジタル遺品とは
持ち主が亡くなったことで、以下の情報・データが管理されずに放置されること。
1 パソコン・スマートフォン等の電子機器内のデータ
2 パソコン・スマートフォンでインターネットにアクセスして作成したウエブ上のサーバーデータや有料・無料の会員登録したウエブサービスに関する情報
となっています。
補足の説明でした。