高酸性度温泉ランキング
◎お宿編
◎温泉地域編は こちらから
日本の温泉のにごり湯は、8割が酸化によるものだそうです。
湧き出したときは、透明なお湯が酸化によって濁るお湯がほとんど。
にごり湯は、どんな場所に多いのでしょうか?
一般的には、火山の噴火口に近い方が酸性や硫黄分が高いこともあって、にごり湯の比率は上がってくるといいます。そこから麓に行くにしたがって、透明度を増したお湯になるといます。
そこで、にごり湯について一つの手掛かり、目安として
東北各地の温泉の酸性度を調べて酸性度が強い順にランキングを試みました。
酸性度と水素イオン濃度
環境省の鉱泉分析法指針は、湧出時の液性(pH値=水素イオン指数)によって、
酸性の湯
アルカリ性の湯 の分類をしています。
その指針では、以下のように
酸性のお湯は、pH(水素イオン濃度)値が6.0未満のお湯で、
値が小さくなればなるほど、酸性度が増します。
にごり湯が好きなあなたの、温泉ライフに役に立つとうれしいです。
高酸性度温泉ランキング(東北地方)◎お宿編
第1位 玉川温泉 ←クリックでジャンプ!
(pH値=1.2 底が見えないくらい 秋田県 玉川温泉)
第2位 つるやホテル
(pH値=1.4 底が見えないくらい 山形蔵王温泉)
第3位 蔵王国際ホテル
(pH値=1.45 底が見えないくらい 山形蔵王温泉)
第4位 和歌の宿わかまつや
(pH値=1.6 底が見えないくらい 山形蔵王温泉)
第5位 蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯(旧 大平ホテル)
(pH値=2.0~3.0うすにごり 山形蔵王温泉)
第6位 酸ヶ湯温泉旅館
(pH値=2.17 底が見えないくらい 青森酸ヶ湯温泉)
第7位 須川高原温泉・栗駒山荘
(pH値=2.2 底が見えないくらい 岩手須川温泉)
第8位 枡形屋
(pH値=2.4 うすにごり 山形姥湯温泉)
第9位 遊仙
(pH値=2.4~7.8うすにごり 青森八甲田温泉)
第10位 ふけの湯
(pH値=2.4~2.5底が見えないくらい秋田蒸ノ湯温泉)
第11位 大釜温泉
(pH値=2.51 底が見えないくらい 秋田乳頭温泉郷)
第12位 松楓荘
(pH値=2.7 底が見えないくらい 岩手松川温泉)
第13位 鷲倉温泉高原旅館
(pH値=2.7 うすにごり 福島鷲倉温泉)
第14位 旅館玉子湯
(pH値=2.7/2.9底が見えないくらい 福島高湯温泉)
第15位 安達屋旅館
(pH値=2.72 底が見えないくらい 福島高湯温泉)
第16位 滝の湯(日帰り)
(pH値=2.8 底が見えないくらい 宮城鳴子温泉)
第17位 旅館ひげの家
(pH値=2.8 うすにごり 福島高湯温泉)
第18位 後生掛温泉旅館
(pH値=2.9 底が見えないくらい 秋田後生掛温泉)
第19位 海峡の宿カクチョウ長谷旅館
(pH値=3.0底が見えないくらい青森下風呂温泉)
酸性度日本一の湯 玉川温泉
含二酸化炭素・鉄・アルミニウムー塩化物泉
成分分析表によると、pH値が
1.05
1.13
1.2
などの値が示されています。
源泉100%の湯船に入ってみましたが、肌がひりひりし、小さな傷があったらしみます。
目に入ると痛くて開けてられないほど。
口に含んでみます。レモン汁より酸っぱい!石けんの泡は立ちません。
本当に個性的な温泉です。