硫黄の匂いだけではない鳴子温泉郷
温泉は「無臭」が多いですが、鳴子温泉郷には様々な香りが楽しめる温泉があります。
温泉の匂いといえば「硫黄の匂い」が思い浮かびますが、9種類の泉質が楽しめる鳴子温泉郷では硫黄以外の匂いをもつ温泉もあります。
様々な「香り」を楽しみながら入浴できる入浴施設(特に香りが強い施設)をピックアップしました。湯目吉が実浴して感じた温泉です。
「硫黄系」
花火の火薬の匂いや、卵が腐ったような匂いなどに例えられます。
温泉の代表的な匂いで、温泉成分に含まれる硫化水素に由来します。
特に硫黄臭の強い施設は、鳴子温泉エリアに多く見られます。
滝の湯(鳴子温泉)
東多賀の湯(鳴子温泉)
西多賀旅館(鳴子温泉)
「モール系」
温泉が地下の堆積物を通過する際に、それらの匂いが付着したものと考えられます。
東鳴子温泉エリアに多くみられます。
植物系のにおい
森林や桐の香りが印象的です。
初音旅館(東鳴子温泉)
なんぶ屋(東鳴子温泉)
馬場温泉(東鳴子温泉)
久田旅館(東鳴子温泉)
鉱物系のにおい
ゴムや皮、オイルのような匂い、アスファルトの匂いなどに例えられます。
高友旅館の黒湯(東鳴子温泉)